安佐南区伴南・石内北(こころ)森山美紀ピアノ音楽教室 満足できるピアノ演奏をするために
ピアノを弾く環境
このブログを書いているのは、10月初旬です。
当ピアノ音楽教室では、毎年11月3日に、発表会を開催しています。
11月3日は、「文化の日」ですね。
発表会を開催するのに、ぴったりな日だと思い、毎年、この日に発表会を開催しています!
お家で練習しているときは、満足できる演奏ができている…。
レッスンに行くと、いつも通りの演奏ができない…。
ましてや、発表会など人前で弾くと、めちゃめちゃ緊張しちゃう…。
ピアノに限らず、楽器を演奏する人であれば、「わかる~」と、共感してもらえると思います。
どうピアノに取り組めばいい?
当教室では、発表会で演奏するために、たくさんの時間をかけてひとつの曲に取り組みます。
だからこそ、自分で納得できる演奏をしたいですよね!
では、どうすれば納得できる演奏ができるでしょうか…。
ひとことでいえば、「練習あるのみ!」です。
でも、その練習の方法、やり方が大切なのだと思います!
とにかく自分のピアノの音を「きく」
お家で練習していて、なんとなく弾けるようになってくると、「指が勝手に動いてる…。」みたいな経験をしたことがある人もいると思います。
そんな時、頭の中では、音楽とは全く違ったことを考えていませんか?
冷静に考えてみると、それは、「練習」をしていないのと同じだとは思いませんか?
音楽は、時間の経過とともに消えていきます。だからこそ、音を出している「その時」を大切にしなければいけません。
レッスンの時にも、よく話をしますが、「きこえる」でなく、「耳を傾けてきく」が、満足できる演奏ができる近道だと思います。
お家で練習するときから、「耳を傾けてきく」を心がけると、必ず、「満足できる演奏」に近づいていけると思います。
ピアノを弾く時の緊張感!
では、どうすれば自分の演奏に「耳を傾けてきく」ことができるでしょうか?
それは、ズバリ!緊張感だと思います。
お家で弾いているときは、失敗することの怖さや、忘れることの不安などなく、リラックスした気持ちで演奏していますよね。
だから、自分でも満足できる演奏ができることが多いと思います。
でも、レッスンや発表会では、お家で弾くのとは違う緊張感がありますね。
それで、自分の演奏ができないのは、とても残念です…。
なので、「緊張する」練習をしてみましょう!
どうすればいい?
やり方はいろいろあると思いますが、今回は2つご紹介いたします。
一つめは、「本番の状態で弾く」です。
たとえば、本番に着る衣装を着て弾いてみたり、演奏前にお辞儀をして…と、本番と同じ段取りをとってみる…。
「えっ、そんなこと?」
と思われるかもしれませんが、これでも、結構緊張感を味わえます!
二つめは、「自分の演奏を録音、録画してみる」です。
これは、とても有意義で、効果のある方法です。
一度でもやったことがある方は、お分かりいただけると思いますが、緊張感を感じることができるのはもちろん、自分の演奏を客観的に聴くことができます。
私自身も感じますが、演奏している「自分の演奏」と、機械を通しているとはいえ、客観的に聴く「自分の演奏」には、多少のズレがあるように思います。
だからこそ、練習の段階で、「自分の演奏」を聴いたり見たりすることが、本番で満足いく演奏ができる最善の方法ではないかと思います。
現在では、スマホで簡単に、録音・録画ができます。
そんな便利なアイテムを、ぜひ使ってみてください!